2010年10月26日火曜日

生田緑地ばら苑 ばら図鑑がバージョンアップ

ボランティアの仲間が図鑑づくりに参加してくれました。

特にアーリーハイブリッドティの品種解説は、圧巻です。

こうしてみると、改めて生田緑地ばら苑の貴重な品種がよく分かります。

毎年、新しいばらが星の数ほど発表されます。

名前を覚えるだけでも、大変です。

しかし、100年以上も前に作出されて、今も尚愛されている品種には

大変魅力を感じます。そんなばらを育てて、

悠久のロマンを感じながらばらを育てる。

時がゆっくり流れるようで、なかなか良いものです。

協力してくれるボランティアの仲間に感謝です。

2010年10月23日土曜日

今日はタヒチをもう一株発見


ボランティアの仲間がタヒチの写真を持ってきてくれました。

おかげでUコーナーにもう一株タヒチがあることが分かりました。

タランティラ・アンドレジュベール・マダムクリロフは確認できませんでした。

ミスフランスはどうやらあっているようです。

ミスフランスといった名前から、村田さんも私ももう少し豪華なイメージを持っていたのですが。

認識不足でした。

2010年10月17日日曜日

生田緑地ばら苑 ボランティアクラブ レディーシルビア

去年までラ・フランスと表示してあったばら、10年以上、これが最初のハイブリッドティと

紹介してきました。

しかし、花形・樹性・香り、全てがラ・フランスと違っています。

さて、なんと言う花なのか?去年からいろいろ考えてきましたが、

この秋、マダムバタフライと比較して、答えがでたようにに思います。

レディ・シルヴィア Lady Sylvia W.Stevens 1926年 (Mme. Butterflyの枝変わり)

ローズ色、サーモンクリームのぼかし芳香強烈、マダムバタフライよりも色がやや濃い、

他はバタフライに良く似る、非常に強健。




ちなみに下の写真が元のマダムバタフライです。花形、樹性は良く似ていますし、棘の少ない

性質も、同じです。色がレディーシルビアのほうが濃いのも、分かると思います。


2010年10月16日土曜日

生田緑地ばら苑 2010年秋の開園始まる。

2010年10月16日(土)

生田緑地ばら苑ボランティア、秋の開園が始まりました。

花はまだまだ少ないですが、やはり秋の花はいいです。

色・形・香り全てが春とはぜんぜん違います。

今回アンドレー・ジュベールの写真を撮れました。


アンドレー・ジュベール フランス 1952年

看板にはそう書いてありましたが、図鑑で調べると、Andre Joubert 1958年 C.Mallerinと有ります。


後は木の花の確認が取れました。
ピンクスパイラル 1953年 イギリス

今までグレース・ドゥ・モナコが2株あると思っていましたが、片方がピンクスパイラルでした。

まだまだ、この秋に品種が判明できたら、なんだかうきうきしてきます。

2010年10月9日土曜日

生田緑地ばら苑 ボランティア 2010年10月09日


今日はボランティアの活動日ではありませんが、村田ばら園で接木をしてもらった苗が

無事に育って、鉢ではかわいそうなので、バックヤードに移しました。

今週初めから、こつこつと瓦礫をどけてバックヤードを拡張・・・しかし1人では限界です。

今日は仲間が助っ人に来てくれて、一気に片付きました。

午前中に20株移植を終わらせました。

手伝ってくれた仲間に感謝です。

2010年10月5日火曜日

生田緑地ばら苑 夏の名残

ジャストジョイ 1972年 イギリス

これも夏花で花弁数が少ないです。秋の花はもっと綺麗に咲いてくれるでしょう。


ランデブー 1953年 フランス

春はもっと薄い色ですが、秋の花は数は少ないけれど、鮮やかな色で長い時間楽しめます。

ヘンケルロイヤル 1964年 ドイツ

今回初めて初心に撮りました。興奮のあまり少々ぶれてしまいました。


アンボスフンケン 1961年 アメリカ

さすがに気温が下がりはじめて、春の花より色が鮮やかです。

2010年10月3日日曜日

チェルシーガーデン有島さんの講座2度目

生田緑地ばら苑のボランティア仲間4名で日本橋三越に集合

会場でもう一人合流して5名で有島さんの講義を聞きました。

マンションなどのベランダで鉢でばらを育てるのにとても有効

生田緑地ばら苑のイングリッシュローズにそのまま生かせるか?

と・・・少し無理が有るけれど、でもいろいろ考えてみる必要はあります。

ばらの前で鋏を鋏を持ったとき、剪定の知識とか、技術とかは二番目で

まずは、そのばらをどう咲かせるかが最初です。

その上で基本的な決まりごとをどう応用していくか、と言ったときに

知識や技術が必要になるのです。

どの芽で切ったら、どこに、何時ごろ咲くか?一緒の時期に咲かせるか

少し時期をずらして咲かせるか、大きな花を咲かせるか、

少々小さくても沢山咲かせるか、次の春はどこで切ろうか、

そんな楽しいことを考えながら剪定していけば、剪定も楽しくなります。

おっかなびっくり鋏を持っていれば、切られるほうだってきがきじゃ無いですよ

イングリッシュローズはほとんどがとても丈夫な品種です。

剪定の失敗で花が少なくなったり、花が小さくなったりはしますけど

それで枯れることはほとんどありません。

いままで、分からない品種には手を出さないようにしていましたが、

有島さんの講義をきいて一番大事なことを思い出しました。

「こうでなければいけない」なんてことを考えていては楽しくないですからね

やってみて思い通りにならなければ、それはそれだ新しい知識になるわけで

やらずにいたら、何時まで経ってもイングリッシュローズと仲良くなれませんよね

ただし、生田緑地ばら苑はパブリックな場所。

そのばらをそれぞれが、自分流に剪定することはご法度です。

ボランティアクラブにイングリッシュローズを植えてそこでいろいろ試して見ます。

そうしてイングリッシュローズの勉強を思いっきりやってみたいです。

なんだかイングリッシュローズが好きになりそうです。